遺品整理業者の見分け方２

　今回は、遺品整理業者の見分け方２と表して、見積時の業者の見分け方について。

　見積の基本は、「業者が現地に赴き、その場で書面で見積もりを出す。」です。依頼者が遠方に住んでいて現地に赴くことができない場合や、特殊なものを廃棄するのに事務所に戻って調べないと算出できない場合もありますが、一般的な遺品整理の現場に於いては、殆どの場合、その場で書面で算出できます。

　書面で見積をしなければならない理由は二つあります。一つ目に、作業に対する報酬に根拠・説得性を持たせるためです。二つ目に、不当買取や不正請求などといったトラブルを回避させるためです。依頼者にとっても、業者にとっても、金額に関して最もシビアになるので、曖昧な言動を避けるために、電話などだけで対応しません。（つづく）